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【米国・フジナガの刑事事件】フジナガが控訴をしました(米国時間6月28日)

2019.07.03

フジナガ被告人が,米国時間の6月28日に連邦第9巡回区控訴裁判所に控訴手続きを取ったことが,判明しました。

 

フジナガ被告人の連邦地裁での事実審である陪審員裁判が2018年10月29日から11月27日にかけて行われましたが,11月27日にはわずか3時間半という短時間で陪審員の評議が終了して有罪評決がなされるほど,誰の目にも有罪が明らかな事件です。

 

さらに本年5月23日の量刑審では,ナバロ裁判官によって

証拠に照らすと,被告人の陳述内容は意味不明としか言いようがなく,減刑を認める理由がない。被告人は来る日も,来る月も,来る年も,盗みに盗みを重ねてきた。その上苦境に陥ってやったことは,自分の資産を処分することではなく,さらに人の金を盗み,虚偽に虚偽を重ねていった。自分は知らなかった,自分が事業上で,失敗をしたというのが言い訳になると思うこと自体が馬鹿げている。それ自体心外であるし,被害者にとってみればさらに心外なことである。したがって,50年の懲役に処する。」

と断罪された事件です。

 

それにもかかわらず,フジナガ被告人は,性懲りもなく,現実を直視することもせず,被害者らにわびることもなく,反省の態度も示さないばかりか,原審を不服として控訴したのであって,憤りを禁じ得ません。

 

当弁護団は引き続き,フジナガ被告人の早期の厳罰確定を求めて活動していきます。


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