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【米国・鈴木らの刑事事件】米国への引渡(4月17日)および初出頭手続き(4月18日)

2019.04.19

米国司法省(DOJ)のプレスリリースおよび米国内での各種報道によると,4月17日に鈴木順造被告人,鈴木ポール武蔵被告人が日本国から米国に引き渡され,米国時間の4月18日午後3時にラスベガスの連邦地裁に出頭して罪状認否をしました。

 

報道によると,鈴木両被告人は無罪を主張し,また身柄を拘束されたままですが,翌週4月24日に保釈についての審理をするために,再び,裁判所に出頭するとのことです。

 

鈴木両被告人は2015年7月に米国司法省から起訴されたものの,同人らが日本に在住していたことから米国刑事手続きが全く進行していませんでした。ようやく本年1月30日に日本政府によって逮捕勾留され,3月27日に東京高等裁判所によって引渡できる旨の決定を受けたことから,日米の当局者のご尽力により,ようやく4月17日に鈴木両被告人の身柄が日本から米国政府に引き渡されました。

 

そして鈴木両被告人は,4月18日午後3時に,ラスベガスの連邦地裁の裁判官の前に初出頭しその罪状認否をした模様ですが,その認否は無罪主張とのことです。

 

20134月26日の本件事件発覚から丸6年を迎えようとしている今,8700人の被害者および当弁護団が上記の鈴木両被告人の無罪主張に接し,改めて彼らの不誠実さを指摘せざるを得ません。

 

当弁護団は引き続き,鈴木両被告人が米国刑事司法手続きにおいて厳罰を科されるよう活動していきます。

以 上


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